こんばんは
チハルです。
今日は太もも裏側の筋肉ハムストリングスについてです。
太ももの裏側には、ソーセージのような3つの長い筋肉が骨盤からつり下がったように存在します。これがいわゆるハムストリングス。その前側には大腿四頭筋と言って4本のバナナみたいな筋肉がついています。
ヨガでは、前屈のポーズを始め、このハムストリングを伸ばすポーズが本当に沢山あるんです。
何故だと思いますか?
実は、ハムストリングは疲労しやすく固くなりやすい上に、固くなると腰の筋肉が引っ張られて腰痛を起こしやすくなります。そしてその結果血行が悪くなり、腰から下の血液循環が滞ってより疲労の回復が遅れることに繋がります。そんなのいやですよね。
ハムストリングを伸ばすことで、疲労回復効果が高まり、姿勢が良くなる。そして基礎代謝を上げることができます。なのでヨガでも、ハムストリングを伸ばすポーズ沢山練習するのだと思います。ですが・・・・体温が冷えたままの状態で前屈をしたり、カラダが硬い状態で、無理にハムストリングを伸ばしたりすると、ハムストリング痛めてしまう結果になります。
特に坐骨につながっているハムストリングは、テコの原理が働いて、柔軟性がないまま伸ばされてしまうと、ブチツ!!!断裂してしいます。
過去の私は、ハムストリングスに対するやさしい気持ちが無く、ぐいぐい伸ばそうと頑張ってしまって、ここに炎症感じ続けていました。
そうならない為に、今日は太ももの裏側=ハムストリングを守るヒントお伝えします。
ハムストリングを守るヒント
- 十分ウォーミングアップを行う
- もも裏の筋肉を鍛えるポーズ(太鼓橋のポーズ等)を練習し、筋肉強化を図る 実は最近毎回練習していますヨ!
- ハムストリングを無理に伸ばそうとしない 腿裏ハムストリングに、心地よい刺激を感じる程度が大事です。
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前屈の練習では、太ももの外側を前から内ももに引き込むように、内回しに「内旋」させ骨盤を前傾(前にお辞儀する姿勢)にする。ハムストリングを伸ばす時は、その裏側にある筋肉四頭筋を意識し、この筋肉を縮める。大腿四頭筋が縮まれば、その拮抗関係にあるハムストリングスが緩む性質をうまく利用するのです。「相反神経支配」
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立位前屈のポーズ、下を向いた犬のポーズ等、ハムストリングに強い刺激を感じたら膝を曲げる
ハムストリングに痛みを感じたら、前屈はしばらく控えましょうね。
参考:堀川ゆき理学療法士著 ヨガジャーナル
ティモシー・マッコール著 メディカルヨガ