こんにちは♥️
やさしいヨガの千春♫です。今回久しぶりのブログ更新です。
春といえば昔は4月5月・・・・私の名前「千春」にも「春」という漢字が使われていますが、これは父が春風を感じる5月末に生まれた私に、春の季節のような女性に育って欲しいと願いを込めたからですが・・・・ここ最近まるで夏のような気温で、春が恋しいです。
さて、本来春と言えば芽吹きの季節。冬の間動きを止めていた動植物が、息を吹き返したかのように動き出す目覚めの季節です。自然界の一部である私達の身体の中でも変化が生じています。立春から5月にかけて五臓の中の「肝」が活発に働く季節です。
「肝」は、血や気の流れを活発にし、新陳代謝を促進します。血を蓄えるとともに解毒や代謝も担ってくれているのが五臓の中の「肝」「肝」が正常であれば気は順調にからだを巡り、からだのすみずみまで必要な血や栄養、体液を行き渡らせてくれ、精神的にも安定した状態を保つことができます。逆に「肝」の不調により、イライラや不安、ときとして鬱などの精神的変調をもたらすことがあります。「カンにさわる」と言うことばがありますが、怒りっぽくなるのも「肝」と関係しています。また「肝」が疲れてしまうと血の不足や気の停滞が起こってしまいます。「血」の不足は貧血、めまい、目の疲れ、爪の割れ、脚がつるなどのトラブルを招き、「気」の巡りが悪くなると頭痛、目の充血、胸や脇腹の張りなどが起こってきます。
「肝」が正常に働けるよう、養生していきましょう。
肝は「のびのび」としていたい臓腑なので、締めつけのない服をきて、身なりも、気持ちも開放的にし、身体を伸ばして、肝に負担をかけないように心がけることが大切だそうです。
またいくつか養生のヒントをご紹介します。
肝を守り活かす為に
- 午後11時までには眠りましょう!特に深夜1時から3時は肝の修復の時間です。熟睡しましょう!
- 働き過ぎず、穏やかにすごしましょう!
- 目を酷使しないようにしましょう!(目を酷使すると肝の機能が弱まります)
- 朝はたっぷりと深呼吸! 肝に新鮮な空気を届け気の巡りを助けましょう!
- 肝を活かす食材を積極的に食べましょう!
肝を活かす代表的食材
青梗菜、春菊、菜の花、ニラ、ほうれん草、梅干し
積極的に「青(緑)色」の食材を食べましょう。春に旬を迎える緑色の野菜は肝を滋養します。
肝を活かす他の食材
キャベツ、ブロッコリー、よもぎ、トマト、マグロ、しじみ、アワビ、ピーマン、セロリ、にんじん、ごぼう、すもも、ライチ、えび、かに、いか
肝を活かす薬膳
クコの実、菊花、梅
参考にしていただけると幸いです。♡
そして春の臓活養生ヨガは、「肝」とペアーで働く「胆」とつながる気=エネルギーの流れる路(経絡)を伸ばしたり、ほぐしたりします。皆さんの大切な「肝」を労っていきましょう。
参考資料:著:尹生花・みんなの臓活
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睦 (月曜日, 15 4月 2024 18:15)
有り難うございます!
頑張って参考にさせて頂きます
川崎智恵子 (火曜日, 16 4月 2024 09:05)
身体の筋肉や柔軟性などを鍛えるのがヨガと思ってましたが身体の内側も大切な事が良くわかり参考にします。
ありがとうございました。
眞弓 (水曜日, 17 4月 2024 13:14)
ありがとうございます。
春先は体調を崩しやすいので参考にして養生したいと思います。