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笑いの効果 

 こんにちは

 やさしいヨガの千春です。毎日暑い日が続きますね。暦の上では明日8月7日は立秋、なんだか信じられないですが、臨海公園では赤とんぼが飛んでいました!

 

 さて今日は、私達の心と体にとって最高の薬=笑いの効果について400以上の科学的データーの中のほんの一部のご紹介予定です。

 40年50年前のむか~し、私達が子供だった頃1日に笑った回数は300回以上!誰かに教わることなく、沢山沢山笑って過ごしていた時期があります。・・・・。いつの間にか理由がないと笑えなくなってしまった大人に成長し、大人の笑う回数は平均1日15回程だそうです。私もラフターヨガ(Laughter Yoga)に出会うまで、笑う回数は1日数回ほど・・・笑わない日も沢山あった気がします。TVをつければ強盗に殺人事件、自然災害と暗~いニュースばかり、昔はきっと楽しかっただろう夫♡との会話も笑いゼロ状態(^_^;) 皆さんは如何ですか? 

 笑いが健康にいいことは沢山の人が知っているはずですが、その笑う機会はなかなか無いのが現実です。

笑いの健康効果が科学的に証明され、クローズアップされる中、ユーモアやジョーク、コメディーに頼ることなく笑いをエクササイズとして考案したのは、現役で活躍されているインド人内科医のマダン・カタリナ先生です。ほぼ30年前のことです。

 私はカタリナ先生から、ZOOMを理由して直々に笑いの健康効果そして”ラフターヨガ=笑いヨガ”を学ぶ機会を得て、今は理由無くエクササイズとして沢山笑う事ができるようになりました。笑いの健康効果を私自身が実感していて、これは是非是非皆さんにもお伝えしたいと、全てのやさしいヨガクラスの中で10分強の笑いヨガのエクササイズスタートさせました。

 ちょっとぎこちなく、なんだか恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかと存じますが、「まずは作り笑いから初めてみましょう」 私達の脳は本当の笑いと作り笑いを見分けることができないのですから! 

カタリナ先生はいつも”FAKE IT UNTIL YOU MAKE IT"と言われます。

ではこことから笑いがもたらす効果をご紹介致します。

 

笑いがもたらすさまざまな効果

ナチュラルキラー細胞が活性化する
がん細胞や感染症を予防するナチュラルキラー細胞の動きが活発になり、免疫力向上につながります。
血圧が安定する
高齢者は動脈が硬化しやすく、血管の収縮力が低下することから、血圧が高くなる傾向がありますが、笑うことで血管が拡張され、血圧を下げる効果があります。また血圧の低い場合は血圧を正常に戻す効果があります。
認知症の予防
脳内の記憶を司る海馬が活発になり、アルファ波が増えて脳がリラックスします。
他の臓器より20%多くの酸素を必要とする臓器が脳ですが、笑うことでより多くの酸素が血液中に取り込まれ、脳の働きを活発にして認知機能の低下を防いでくれます。笑う頻度が多ければ多いほど、脳の活性化を維持することが期待できます。
誤嚥性肺炎の予防
笑うと唾液の分泌量が増加します。唾液が増えると感染症に強くなるうえに、酸化ストレスを除去してドライマウスの改善につながります。また、口腔機能を維持することで、誤嚥性肺炎の予防になります。
血行を良くする
日常会話では、胸式呼吸で周りの人と話をしていますが、大声で笑うと、自然と腹式呼吸になります。腹式呼吸は、身体に入る酸素量がより多くなり、血行が良くなります。また、自然と体を動かすので、筋力維持の効果があります。
幸せホルモンが増える
笑うことで体の中で生体変化が起き、4つの幸せホルモンが分泌され、血行が促進されストレスが解消されます。幸せな気分になれば前向きになり、人生に喜びと楽しみを持つことができます。笑って幸せホルモンを増やすことは、心身の健康に大いに役立つといえます。
幸せホルモン
  • セロトニン(興奮を抑え、精神を安定される)
  • オキシトシン(ストレス反応を抑え、不安を減少させる)
  • ドーパミン(神経伝達物質の一つで、幸福感、やる気、集中力がアップする)
  • エンドルフィン(鎮痛効果があり、ゆったりした気持ち良さを誘う)

笑う人は、人生に喜びと楽しみを持つことができます。笑う門には福来たる!!
笑って幸せホルモンを増やすことは、心身の健康に大いに役立つといえるでしょう。

 ストレス解消

ストレスとは、外部から刺激を受けたときに起きる緊張状態です。ストレスが続くと、生命活動を統制する自律神経のバランスが乱れ、イライラや不安感を覚えます。笑いは筋肉の緊張を緩め心身をリラックスさせる効果があります。リラックスすることで、自律神経のバランスを整えてくれるのです。さらに人間はストレスにさらされると、次の物質が過剰に分泌されます。

【コルチゾール】

  • 1日の活動リズムを整えるホルモン
  • 濃度が高くなると精神疾患や生活習慣病などをもたらす

【クロモグラニンA】

  • 唾液に含まれる糖たんぱく質
  • 濃度が高くなるほどストレスが強い状態となる

笑いはコルチゾールやクロモグラニンAの大量分泌を抑える効果があります。
笑いはストレス解消にとても役立つといえるでしょう。

 

糖尿病の予防・改善

笑いは人を前向きにします。人はポジティブ思考になると、不安や緊張の原因となる交感神経の活発化を抑えます。また、ポジティブになることで次の物質が多く出現することが明らかとなっています。

  • アディポネクチン
  • 脂肪から分泌される善玉ホルモン
  • 糖質の代謝を促進
  • 血糖値をコントロールするインスリンの働きを助ける
  • セロトニン
  • 神経伝達物質
  • インスリンの作用が低下するのを防ぐ

笑いが糖尿病の血糖コントロールを改善することが分かります。

 今日ご紹介したのはほんの一部ですが、笑わないと損!だと気づいた方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか?   最後に大切なポイントをお伝えします科学的に証明された笑いの健康効果を得るには最低10分から15分の笑いが必要だそうです。日々の生活の中でも是非沢山笑って、やさしいヨガのクラスの中では色々な笑いのエクササイズを一緒に楽しんで、笑いの健康効果を体感して頂ければ幸いです。

 最後までお読み頂きありがとうございました。これからも皆様にとって、心と体に良いことこれからも沢山ご紹介できれば幸いです。 やさしいヨガ♡千春(*^o^*)

 

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コメント: 3
  • #1

    坂井敏子 (月曜日, 07 8月 2023 18:12)

    詳しくありがとうございます♪

    本当に可笑しい事も無いのに、なかなか笑えない。なれるかな

  • #2

    加代子 (火曜日, 08 8月 2023 07:00)

    有り難うございます‼️
    多分私は毎日笑ってます⤴️
    沢山友達と遊んでます‼️

  • #3

    kiyoko (水曜日, 09 8月 2023 11:10)

    笑う門に福来るですね!
    ありがとうございました。