· 

夏の臓活ー心

 こんにちは やさしいヨガの千春です。

 

 今年は温暖化防止に少しでも貢献するため、ベランダにゴーヤとヘチマを育てています。西日をたっぷり浴びるヘチマの苗、その成長スビードが最近著しいです(^_-)。気温が上がって、熱が増え、夏のエネルギーが木々を巡っている証拠だな!っと感じています。皆さんも同じように活動的になっていませんか?

 

 関東の梅雨あけはまだですが、立夏から8月の最も暑い夏季に相応しているのが、五臓(肝・心・脾・肺・腎臓)の中のです。

 西洋医学的に心臓と言えば、人間の拳くらいの大きさで全身に酸素と血液を供給していると学んだ記憶がありますが、ここでお話する東洋医学によると、は、心と体の全機能を監督すると考えられています。

 心は人間の生命にとって最も重要であり、五臓六腑(肝臓ー胆嚢・腎臓ー膀胱・心臓ー小腸、脾臓ー胃・肺ー大腸)すべてを統轄する君主です。その働きは生理機能だけではなく人間の感情や思考、意識、判断力や記憶力といった精神活動にまで及びます。

 心とペアで働くのは小腸心と小腸の気のバランスがとれいてれば、生命力に満ち、生き生きと活動的になります。どんな人?と言えば大リーグで活躍する大谷翔平君の姿が目に浮かびます。♡♡♡・・・が乱れて頬が赤くなってきました!ー笑

逆にバランスがとれていないと、循環不良、動脈の硬化、手足の冷え、静脈瘤・心臓疾患などが起こります。大変なことです。

 視るという行為はに影響を与えます!!テレビの見過ぎ、パソコンやスマフォとの長時間のにらめっこ、過剰に視ることを続けているとのパワーが弱くなってしまいます。また真面目な頑張り屋さんも注意が必要です。仕事や勉強に神経質なほど熱意を注ぐような人はのエネルギーを消耗してしまいます。気を遣いすぎることでもが疲弊してしまいます。疲れ過ぎて呼吸が浅くなってしまっているときなどは血の巡りが悪くなり、が弱っている証拠だそうです。

 は赤に属し、のバランスが崩れると、顔が赤くなったり、舌先が赤くなったり、また尿が赤っぽくなったりします。また口内炎ができやすかったり、胸がもやもやしたり、顔のつやが失われる、情緒が不安定になり不眠になるなどの症状が出てきます。本格的な夏を迎える前に一緒にの働きを高めていきましょう。また下記は是非ご参考にしてください。

 

心を活かす為に

  • 血の巡りを良くして心の負担を減らしましょう!
  • の機能を消耗させるストレスを減らしましょう!
  • 体内に溜め込んだ熱を適度な運動や入浴で汗をかくことで発散させましょう!
  • 上手に気分転換をすることで、心を緩ませましょう!
  • 十分に睡眠時間を取りましょう!

 

心を活かす食材

心の余分な熱を取り除く代表的な食材

にがうり

レンコン

らっきょ

きび

小豆

 これらはの弱まりによる動悸や息切れ、不安感、不眠の改善にも有効だそうです。

 

 私はコーヒー好きですが、心の健康には紅茶がおすすめ!

 

心を活かす他の食材

アロエ・ごぼう・スイカ・メロン・きゅうり・アーモンド・ココナッツ・牡蠣・緑豆もやし、冬瓜・大根・かんぴょう・くわい・赤唐辛子・ゆりね・ハスの実・ナマコ・動物の心臓 等々

 

 血管を介して血を全身に送り届けるが弱まると循環器系に問題が生じてしまいます。(^_^;)をケアーしていきましょう。

ということで、今月のクラスではの経絡を刺激し、その働きを高め、元気で、厳しい夏の暑さにも対応して夏バテしにくい体作りしていきます。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考資料:著:尹生花・みんなの臓活  著:サラ・パワーズ インサイトヨガ