こんにちは 千春です。
今日は皆さんにインドの伝統医学アーユルヴェーダの生活の智慧を1つご紹介です。
アーユルヴェーダそして中国医学等では「舌は体の鏡」といわれ、五臓を反映するとされています。
私が取り入れている、アーユルヴェーダの生活の智慧の1つ、それは毎朝起きたら「舌チェック」です。
口の中がネバネバしたり、白いものがこびりついている時は、消化力が低下していて、未消化物が溜まっている証拠です。この白いものは「舌苔*=ぜったい」と呼ばれています。
舌苔の主な原因は他にも
- 口の中が不衛生
- 口呼吸
- 唾液の分泌量が少ない
- 食事時舌をあまり動かさない、よく噛まない
- 喫煙 等です。
このままこの舌苔を放置すると、細菌繁殖の絶好の場となってしまい、口臭や舌の痛み、味覚障害の原因になることがあります。また「舌苔」が多い人は、口や喉のがんの原因になるとされる「アセトアルデヒド」の呼気中の濃度が高いということが岡山大学と北海道大学の研究グループによって発表されています。
岡山大学HP:舌表面の汚れはアセトアルデヒドの発生源 ↓
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id280.html
消化力が低下している時は食べ過ぎに気をつけ、口の中を清潔に保ち、よく噛んで食事をすることが大事です。そして鼻呼吸!毎朝舌をチェックし、食事前に舌をきれいにすることで、がん等の病気を未然に防ぎ体調改善につなげることができます。
舌の掃除はやりすぎてもよくありません。通常の歯ブラシでゴシゴシは逆効果で絶対NGです。私は舌専用の器具、銅製のタングスクレーパー(写真:アーユルヴェーダーでから生まれた舌ケアー用器具)をネットで購入して毎朝利用しています。オーケーショップでは舌歯ブラシが売っていました。舌の専用歯ブラシやタングスクレーパーがなくても、舌を上顎とこすり付けてみたりするだけでも大丈夫です。
毎朝の「舌チェック+ケア」ー習慣にしては如何でしょうか?
では皆さん良い週末をお過ごしください。♡♡♡ 千春