こんにちは 千春です。
葛西臨海公園や近所の公園では、水仙は満開、そして春を先取りするかのように、濃いピンク色の桜が開花を始めています。輝子さん曰く、これは河津桜だそうです。
最初にお知らせです。明日2月23日は天皇誕生日祝日のため「やさしいヨガ」はお休みです。
2月は、私たちの体も植物や動物たちと同じような自然への予知能力、適応能力が備わっているお話をしました。カラダって本当にすごいですよね。♪
春が近づく今、自分で意識せずとも、まず後頭部、そして肩甲骨、骨盤が開いていきます。骨盤が緩むと腸の働きも活発になり、冬ため込んだ老廃物を排泄するのを助けてくます。*1
ですが、スマフォの見過ぎ等、首や目の緊張は骨盤の緩みを鈍くさせるので注意が必要です。思い当たる方は、首をストレッチしたり、目の緊張をほぐしてみましょう。
春、植物達は冬の間根に溜めていた栄養を、芽吹きのために使います。溜めていたエネルギーを木の先まで運ぶ、このエネルギーを回す働きをするのが、人間の場合肝という臓器です。肝は全身に気(エネルギー・プラナー)を巡らせる重要な役割、モーターとしての働きをしており、私達の体の中で、腎と肝が特に重要だとされており「肝腎要」なのです。腎の話はまた別の機会に。
肝は将軍の臓器ともいわれ、抑うつを嫌い、自分が思った通りに自由にエネルギーを広げていくことを好みます。体の隅々までエネルギーを広げ、全身を健やかにするのです。肝臓は、体の中の主要な化学工場とも言われる臓器、役割たくさんありすぎて覚えられません・・・(^0^;) そんな大事な肝、今は少々緊急事態なのかもしれません。
1:コロナ渦での感染不安
2:緊急事態宣言の長期化
3:例年より飛んでいる花粉 等など
これらは私達のストレスをかなりアップさせます。
そうなると肝は弱まり→エネルギーの巡りを悪くし→全身のあちこちで気の詰まった常態が起きがちです。
春先に起こりやすい肩こり、めまい、胃腸の閉塞感などはこれが原因となります。
また肝は、「怒」の感情をコントールしていることで知られています。立春を越すと、イライラや怒り、情緒不安、抑うつが強くなるのも、肝の気の巡りの滞りと考えられます。
3月は、体の中で一番大きな臓器と言われる肝臓さんに意識を向け、肝臓さんにハッピーになって頂けるよう、
肝気を整えるポーズも練習していく予定です。(^_-)♫
*1長谷川淨潤 著 東洋医学セルフケア365日
*2 坂口珠未 著:老いない体をつくる中国医学
肝臓さんに感謝を込めて♡
Happy Liver Month