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ヨガを楽しむー腰を守る編

こんにちは

チハルです。

 

 皆さんとヨガの出会いはいつ頃ですか?

 私とヨガの出会いはなんと?歳を過ぎてから。?は内緒です。因みにですがTANITAの体重計で表示される私の体年齢は42歳(笑)

 それはさておき、私がヨガを始めた頃は、楽しくて、無理してポーズの完成系を目指し、ヨガを味わうよりも、アクロバット的な練習をしていた時期があります。当然カラダの色々なところが悲鳴を上げ、膝や腰の痛み、ハムストリングの痛み、色々経験しました。(笑)

 本来ヨガは様々な症状の予防や治療に役立ちますが、自分の体の声を無視したやり方をすると、大怪我につながることがあります。その為、今日から5回シリーズで、ヨガで起こりがちな怪我を避け、一生ヨガを楽しんで頂けるヒント発信していきます。

 

その前に、ヨガで怪我しやすい体の部位はどこだと思いますか? 

良く言われているのが、 

 

腰、手首、首、膝、肩、太腿の裏、そして足首

 

 

 今日は腰、ヨガの練習で腰を痛めない為に、ポーズの練習するときはヒントにして頂ければ幸いです。☆

 

 柔軟性のある体、開脚前屈で体がべた~っと床につく、皆さん憧れですよね。

体が硬い人は、太腿の裏側ハムストリングが硬いので、座って前屈をすると、前に伸ばそうとする前に腰が丸くなってしまいます。これでは腰椎の前方を圧迫され、脊椎間の後が後ろに押し出され、怪我の原因になったりします。

前屈するときは必ず、股関節から 

 

とは言っても、なかなか柔軟性がアップするまで、気持ちが前のめりになり、これが難しい。

なので、特にカラダの硬い人は前屈注意が必要です。怪我をせず前屈の練習をするには

 

    前屈のポーズで腰を守るヒント!

  • お尻の下に折りたたんで重ねたタオル、もしくはブロック等を使って腰椎が自然な内側カーブになるまで腰の位置を高くする。(大き目のタオルが役立ちます)
  • ブロック等なければ膝を少し曲げ、太腿の裏側の筋肉の負担を減らす
  • タオルやストラップを足の親指の付け根膨らみにかけて、骨盤を立て、背骨を直立させた姿勢を保ち、腿裏の伸びを意識する
  • 負担を軽減した立位の前屈をまずは練習する   など

 

 又、後屈のポーズもやり方を間違えると腰のトラブルの原因になります。腰椎はもともと可動性があるため反らすことが容易にできてしまいます。それに比べ胸椎は肋骨がついている分、可動性が低く、伸ばして反らすことが容易ではありません。その為注意しないと後屈のポーズでは腰椎ばかり反らし、結果腰椎に過度に負担がかかってしまうことがあります。

それではどうすれば良いのか?

 

    後屈のポーズで腰を守るヒント!

  • おへそを背骨に引き寄せるようにしながらお腹を薄くし、そのまま後屈する。こうすることで、腹部の周りにあるインナーマッスル内腹斜筋が腰椎を保護してくれます。
  • 恥骨をぐいっと前に出す。(コブラ等のマットにうつぶせのポーズでは、恥骨をマットに押しつける)
  • 尾てい骨は下に向けお尻をしまい込む
  • 腰を反るのではなく、肩甲骨の間に鉛筆を挟むようなイメージで背中の中央に肉を集め、胸の広がりを感じ、上体を起こし気持ちよく呼吸する
  • 鎖骨を上にあげ、頭がてっぺんがどんどん引っ張られて伸びていくイメージを持つ

 

参考にして頂ければ幸いです。

では素敵な一日お過ごしください。