こんにちは
チハルです。
赤ちゃんの足の指って可愛い♡指一本一本がきれいに離れているんですね。
今日は足の指のお話しです。
2018年NHKが10万人以上の日本人の足形を取って調査した結果を「ためしてがってん」で放送したことがあります。その時の結果は、足の指が1本以上浮いている人は、男性の6割、女性の8割!
指が浮いているくらい・・・と思うかもしれませんが(-_-;)、浮き指は体に悪い影響を与えていきます。
その影響はまだ研究段階ですが、下記のような結果も報告されています。
足の変形と身体の不調の関係
・小指が内側に変形「内反小趾」→ひざ痛 「内反小趾」とは、小指が内側に変形している状態の事。重心が外側にズレてO脚になり、ひざ関節の内側が擦れて痛みにつながります。
・親指が外側に向いている「外反母趾」→ひざ痛 親指が外側に向いた「外反母趾」の状態は、重心が内側にいきX脚に。ひざ関節の外側に負荷がかかり、痛みにつながります。
・指が地面にしっかり付いていない「浮き指」→肩こり・腰痛
足の指の下に紙が入ってしまう場合は、浮き指です。「浮き指」は、指が地面にしっかり付いてないため、踵に重心がかかります。バランスを保つために前かがみになる事で、腰痛や肩こりにつながります。
・足の指がぎゅっとかがんだ「かがみ指」→腰痛・つまずきやすさ
足の指がかがんだ状態の「かがみ指」は、かかと重心になるため、腰に負担がかかり腰痛に。また、つまずきやすさにもつながります。
凝り固まった足の指はさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。そうならないように、ヨガ教室では皆さんに足の指マッサージ行って頂いていますが、日頃からしっかりほぐしていくことが大切です。
慢性的な膝痛や腰痛の方は是非足の指をチェックしてみましょう。このブログの一番最後に「みらいクリニック 今井一彰先生」が考案「ゆびのば体操」動画もご紹介しています。気になる方は是非お試しください。やり方はとっても簡単!
<ゆびのば体操>
▼片足をひざの上にのせる
▼足指の間に手の指を優しく入れ卵を持つように握る
▼ゆっくりと足の甲の方向に5秒間伸ばす
▼続いてゆっくり足裏の方向に5秒間伸ばす
左右それぞれ10回1セット。1日3セット行うと効果的です。
~注意点~
ポイントは、全てを優しく行う事。足の指は30°ほど曲げれば十分です。足指の間に手の指を深く入れたり、力強く伸ばすと、筋肉が緊張して硬くなるため、逆効果になります。(※足に炎症を伴う疾患がある方は、かかりつけ医の指示に従ってください。)
ゆびのば体操は、こり固まった筋肉を伸ばす体操なので、足の変形が治る訳ではありません。気になる方は整形外科などの専門医を受診してください。
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「ゆびのば体操」とは違うアプローチで、ヨガでは足の指、そして手の指に意識を向け、その感覚を感じるように練習します。足の甲を伸ばしたり、指を反対側に曲げたり、手はしっかりと開いて大地を掴んだりしながらポーズを練習します。・・・そして立位や立位のバランスポーズの基本は、足指でしっかり大地を掴むことです。ヨガを練習する時は、足指にも意識を向け、たっぷり愛情届けていきましょうね。
「指のば体操」は動画でもご確認頂けます。