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米国 ヨガの現状

こんにちは

チハルです。

 

 今日は、米国における健康のためのヨガの現状について紹介したいと思います。

2007年の国民健康調査(NHIS)でのアメリカ人の補完療法使用状況の包括的調査によれば、ヨガは成人で6番目によく用いられていた補完療法だそうです。2007年には既に1500万人以上の人がヨガを行っており、2016年には3670万人に増えています。約10年で3倍以上

すごいですね。

  アメリカでは「医療保険に入るならヨガをしよう!」というキャッチフレーズがあると以前聞いたことがあります。何故ならアメリカでは多くのエビデンス(科学的根拠)が発表されていています。ヨガのポーズにより腰痛が緩和され、機能を改善することが示されています。また他の研究でもヨガは生活の質を改善し、ストレスを緩和し、心拍数や血圧を下げ、不安やうつ症状、不眠を和らげ、全体的な体調、体力、柔軟性を向上させることが示されています。ヨガ人口増えるには増える理由がそれなりにあるのですね。

 

 ヨガを既にやっている皆さんは、ヨガで得られる効果、ご自分なりに体感されているのではないでしょうか? 

  

 どんなエビデンスがあるのか気になった方は、日本でも厚生労働省「総合医療」情報サイトにいくつか紹介されているので参考にしてみてください。

http://www.ejim.ncgg.go.jp/doc/doc_e03.html

 

ヨガで得られた効果 in USA

86% ストレスの軽減

67% 感情の安定

63% ヨガの定期的練習意欲が出た

59% 睡眠の質が向上した

82% 体力向上し、気持ちが良い 不安感の減少

43% 健康な食べ物を好むようになった

39% 自分の身体の障害等に上手に向き合えるようになった

25% 喫煙者は禁煙意欲が高まるもしくは禁煙に成功した

12% アルコール摂取が減ったもしくは飲まなくなった   

 

出所:https://nccih.nih.gov/health/yoga/introduction.htm

 

 ヨガを始めた理由は皆さんそれぞれだと思いますが、他のスポーツと違ってヨガを行う上で大切なことは、呼吸に意識を向け、マインドフル(今に意識を向け)にポーズを味わうことだと思います。そして自分とつながり、自分を取り巻くあらゆるものと調和し、穏やかで満たされた心を養うことにあるのだと思います。

 

 教室では無理せず、人と比べず、気持ちの良い呼吸を感じながら、ヨガをこれからも楽しんで頂ければ幸いです。